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2026年、あなたの隣で働くのは“AI新入社員”かもしれない

AI

企業でのAI活用が、いよいよ本格化します。
これまでは「とりあえず試してみる」段階で、多くの会社が汎用的なチャットボットを限られた社員だけで使っていました。
しかしNexos.aiによると、2026年はその使い方が大きく変わります。
それぞれの業務に特化したAIが、実際の仕事の流れに組み込まれるのです。

すでに始まっている変化

AIは今でも様々な場面で活躍しています。
履歴書の選考、契約書のチェック、報告書の作成など、実務で使われているのです。

Nexos.aiの調査では興味深い結果が出ています。
「何でもできるAI」を1つ使うより「それぞれの仕事専用のAI」を複数使う方が、社員の利用率が高く、会社への貢献も目に見えて大きくなったのです。
各部署は、まるで新人社員のようにサポートしてくれるAIと一緒に働き、それぞれのAIが担当する仕事がはっきりしています。

各部署に専用AIが配置される

Nexos.aiは、これからは各チームに専用のAI、つまり「AIインターン」が配置されると予測しています。
何でも屋のAIではなく、その部署の仕事に特化したツールです。

具体的にはこんな感じです。
人事部なら採用基準に合わせて調整されたAI、法務部なら契約書の問題点を見つけるAI、営業部なら会社の顧客管理システムと連携して営業をサポートするAI。
大切なのは、AIそのものの賢さではなく、その会社の仕事の流れやデータをきちんと理解して、既存のシステムと連携できることだとNexos.aiは指摘します。

実際の成果も出ています。金融サービス企業のPayhawkでは、Nexos.aiのAIを財務・サポート・業務部門に導入したところ、セキュリティチェックにかかる時間が80%減り、データの正確さは98%、処理コストは75%も削減できました。

Nexos.aiのプロダクト責任者Žilvinas Girėnas氏はこう話します。
「1つのAIから、連携して働く複数の専門AIへの移行は、根本的な変化です。企業は今、業務の流れの中で協力し合う専門AIのチームを作っています。そこでAIは実験ではなく、インフラになるのです」

バラバラなAIツールをまとめる必要性

会社の中でAIが増えてくると、新しい問題が起きます。
それぞれの部署が別々のAIツールを5個も10個も使っていたら、コストが重複するし、セキュリティ管理もバラバラになってしまいます。
IT部門から見ると、これは放っておけない状況です。

Nexos.aiを早くから導入した企業の例では、AIを1つのプラットフォームにまとめることで、導入スピードが最大2倍になり、お金の使い方やAIの働きぶりも把握しやすくなったそうです。

Girėnas氏はこう説明します。
「チームがいくつものサービスにログインしたり、別々の業者と契約したりしていると、結局AIを使わなくなります。組織が使われないソフトにお金を払い続けるのではなく、しっかり価値を引き出せるようにするには、1つのプラットフォームが必要なのです」

これは企業のIT担当者には見慣れた流れです。
チームのコミュニケーションツール、セキュリティ、データ分析などでも同じことが起きました。AIも同じ道をたどっています。

エンジニアではなく、現場の人がAIを使いこなす時代に

Nexos.aiの調査から見えてきたのは、AIの管理がエンジニアから現場の部署へ移っているということです。
人事、法務、財務、営業の責任者が、自分たちでAIの設定をする時代になるのです。
つまり、AIを使いこなすことが、これからの仕事に欠かせないスキルになるということです。

そうなると、AIツールに求められることも変わります。
エンジニアでなくても使える簡単な操作画面、専門的なプログラミング知識が不要なシステムが必要です。
チームリーダーは、AIへの指示を調整したり、結果をチェックしたり、うまくいった設定を他にも広げる方法を見つける必要があります。
エンジニアのサポートは、特別な問題が起きたときだけ頼ることになるでしょう。

AIへの需要が急増する

Nexos.aiが最後に予測するのは、AIへの需要の爆発的な増加です。
あるチームがAIをうまく使えるようになると、他の部署も「うちにも導入したい」と言い出します。
マーケティングは業務の自動化を求め、財務はコンプライアンスチェック用のAIが欲しくなり、カスタマーサポートは問い合わせ対応の振り分けを試したくなる。
他の部署の成功を見た全員が、同じような効果を期待するのです。

業界の予測によると、2026年末までに企業向けソフトウェアの約40%が、専用のAIを組み込むようになります。
2024年は5%未満だったので、急激な成長です。
すべてのAIをゼロから作っていたら、エンジニアの手が足りなくなります。
だから、すぐ使える形のAIが必要になるのです。

Girėnas氏はこう提案します。
「うまく対応できる会社は、1から作るのではなく、AIのライブラリを持っている会社です。テンプレート、マニュアル、すぐ使えるAI。これらがあれば、エンジニアに負担をかけずに、増え続ける需要に応えられます」

2026年は、AIインターンが当たり前になる転換点になるかもしれません。
そして成功の鍵は、1つにまとまったプラットフォームと、現場の部署が主導する実践的な使い方にあるのです。

参考:2026 to be the year of the agentic AI intern

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