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【衝撃】PayPal が海外送金手数料を 90% カット! 仮想通貨で「お金の常識」が変わる日

仮想通貨

「海外にお金を送りたくても、手数料が高すぎて断念したことがある」
「仮想通貨って投資家向けの話でしょ?」
「便利そうだけど、実際に使うイメージが湧かない…」

こうした”ちょっとした違和感”や”もやもや”を、誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

でも2025 年7月。
そんな声に真正面から応えるように、PayPal が仮想通貨の”日常化”に本格的に踏み出しました

これまで”遠い世界の技術”と思われていた仮想通貨が、私たちの暮らしのすぐそばに、ぐっと近づいてきているのです。

難しい話は抜きにして──PayPal が発表した「革命の中身」

PayPal が今回発表したのは「Pay with Crypto」と呼ばれる新サービスで、米国の事業者が 100 以上の仮想通貨での決済を受け付けられるようになるものです。

特に注目したいのは、次の3つのポイント:

1. 取引手数料が劇的に安くなる

従来の国際クレジットカード決済と比較して、取引手数料を最大 90% 削減
具体的には 0.99% の手数料(2026 年7月31日まで)で「海外決済=高い」は、もはや昔話になろうとしています。

2. ほぼ即座の決済処理

near-instant settlement(ほぼ即座の決済)により、これまでよりもはるかにスムーズな取引が可能に。

3. 豊富な対応通貨とウォレット

Bitcoin、Ethereum、USDT など 100 以上の仮想通貨に対応し、Coinbase、MetaMask、Binance、Kraken など主要ウォレットと連携可能。

これらを支える中心的な存在が、PayPal の発行するステーブルコイン「PYUSD(PayPal USD)」です。
顧客が仮想通貨で支払うと、自動的に米ドルや PYUSD に変換されて事業者のアカウントに入金されます。

ステーブルコインとは?
価格が安定している仮想通貨のことで、たとえば 1PYUSD=1米ドル。値動きが激しくないため、普段使いに向いています。

このサービスにより、事業者は3兆ドル以上の仮想通貨市場にアクセスし、6億 5000 万人以上の仮想通貨ユーザーにリーチできるようになります。
さらに、PYUSD を PayPal で保有すると年4%の報酬が得られる仕組みも用意されています。

まるで「海外版の Suica」や「ドル建ての PayPay」といったイメージに近いかもしれません。

なぜ PayPal は、今このタイミングで動いたのか?

実は、今回の発表は”思いつき”ではありません。
背景には、今こそ仮想通貨が実用化されるべき理由が詰まっています。

▷ 高すぎる国際送金コスト

国をまたぐ送金には、手数料・時間・手続き…思った以上にハードルが高い。
特に、家族を海外に持つ人や、フリーランスの国際取引には深刻な問題です。

▷ 技術的な準備が整った

ブロックチェーン技術が成熟し、セキュリティ・スピード・コストのすべてにおいて「現実的に使える」レベルになった今が、動くべきタイミングだったのです。

▷ 世界が”ボーダーレス”に変わってきている

リモートワーク、グローバルEC、デジタルノマド…。
お金の流れも、もはや「国内完結」では足りない時代になっているのです。

PayPal はこの大きな流れを読み取り「仮想通貨を”あたりまえの道具”にすることこそが、次の決済革命」と捉えたのでしょう。

それって、私たちにどう関係あるの?

PayPal の CEO アレックス・クリス氏は次のように述べています。
「事業規模を問わず、企業は国際決済の受け入れにかかるコストの増加から複雑な統合まで、グローバル展開時に大きなプレッシャーに直面しています。今日、私たちはこれらの障壁を取り除き、あらゆる規模の企業がその目標を達成できるよう支援しています」

具体例として、グアテマラの買い物客がオクラホマシティの事業者から特別なギフトを購入するケースが挙げられています。
PayPal のプラットフォームを使えば、事業者は仮想通貨での支払いを受け付け、利益率を向上させ、取引手数料を下げ、ほぼ即座に収益にアクセスでき、PayPal で保有する PYUSD に対して4%の成長を得ることができます。

たとえば、あなたが次のようなシーンにいたら──

  • 海外の友達に急ぎで送金したい
  • 海外ショップで買い物をしたいけど、為替や手数料が気になる
  • 海外クライアントとフリーで仕事をして報酬を受け取りたい

そんな時、PayPal を通じて仮想通貨が気軽に使えるようになっていれば、悩みはスッと消えていきます。

まるで、かつてスマートフォンが「連絡するだけの機械」から「暮らしのすべてを支える道具」へと進化したように、お金そのものが”アップデート”されつつあるのです。

これは、テクノロジーじゃなく「人のための革命」

かつて「お金を送る」と言えば銀行の窓口に行くものでした。

それが今では、スマホ1つで世界中に送金できる時代。
しかも、仮想通貨を使えば、より速く、より安く、より自由に──。

PayPal は、こうした未来を”誰もが使える日常”にしようとしています。
同社は先週、5つの世界最大級のデジタルウォレットを1つのプラットフォームに統合する「PayPal World」も発表しており、シームレスなクロスボーダー仮想通貨決済を可能にすることで、グローバル商取引の長年の障壁を打ち破ろうとしています。

そしてそれは、ただのテクノロジーではなく、人と人のつながりをなめらかにする「やさしい革命」なのかもしれません。

最後にひとこと

仮想通貨と聞いて、少し身構えてしまうあなたへ。

その気持ちは、かつてインターネットが普及しはじめた頃、誰もが抱いていたものと、きっと同じです。

でもあの時と同じように、私たちはもう、変化の入り口に立っています。

あなたの次の送金が、知らず知らずのうちに”未来のお金”になっているかもしれません。

参考:PayPal Drives Crypto Payments into the Mainstream, Reducing Costs and Expanding Global Commerce

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