「クラウドって、どれを選べばいいの?」
そんな疑問を抱いたことはありませんか?
選択肢が多すぎて、何が自分に合っているのか分からない。
しかも、どのサービスも「高性能」「安全」「コスパ良し」と言っている。
でも、その中で異彩を放つ企業がいます。
それがHuawei Cloud(ファーウェイクラウド)です。
2025 年、IT業界の”登竜門”とも言われる「Gartner Magic Quadrant for Container Management(ガートナー・マジック・クアドラント コンテナ管理部門)」において、Huawei Cloud が初めてリーダー・クアドラントに選出されました。
一体なぜ、Huawei Cloud はここまで評価されたのでしょうか?
その答えは「オープンで包括的なアプローチ」にありました。
コンテナってなに?──「お弁当箱」で考えてみよう
まず「コンテナ」という言葉にピンとこない方もいるかもしれません。
これはIT業界で、アプリケーションを効率よく動かすための仕組みです。
分かりやすく言えば、コンテナは「お弁当箱」のようなもの。
アプリ(おかず)をひとまとめにし、どこにでも簡単に持ち運べて、すぐに食べられる(使える)状態にしておく――これがコンテナ技術です。
この「お弁当箱」の中身を、たくさん・効率よく・安全に管理するのが「コンテナ管理」。
クラウド企業にとっては、今や必須の技術です。
驚きの評価結果:業界最高スコアを獲得
では、数あるクラウド企業の中で、なぜ Huawei Cloud がここまで評価されたのでしょうか?
Gartner のレポートによると、Huawei Cloud はグローバル顧客認識スコア 4.7 を獲得し、調査対象企業中で最高得点を記録しました。
これは、AWS、Google Cloud、Microsoft Azure といった「ビッグ3」や、同じく中国系のTencent、Alibaba をも上回る結果です。
1. 業界最完全なコンテナ製品マトリックス
Huawei Cloud は、クラウド業界で最も完全なコンテナ製品マトリックスを提供していると評価されました。
パブリッククラウド、分散クラウド、ハイブリッドクラウド、そしてエッジ環境まで、あらゆる環境でそのプラットフォームが活用できます。
2. オープンソースへの真摯な貢献
Huawei Cloud は、中国系クラウドプロバイダーで唯一、Linux Foundation の CNCF(クラウドネイティブ・コンピューティング・ファウンデーション)技術監督委員会で副議長を務めています。
また、CNCF で20以上のプロジェクトメンテナー席を維持し、KubeEdge、Karmada、Kuasar などのプロジェクトに積極的に貢献しています。
3. 世界34地域での展開力
Huawei Cloud は現在、世界34の地理的リージョンに 101 のアベイラビリティゾーンを展開。
AI クラウドサービスだけで 1,300 以上の顧客にサービスを提供しています。
実証された成功事例
Huawei Cloud の実力は、具体的な成功事例にも現れています:
- Starzplay:2024 年クリケット・ワールドカップを中東・中央アジア全域にストリーミング配信
- Ninja Van:シンガポールの大手物流企業として採用
- Konga:ナイジェリアの大手eコマースプラットフォームで CCE Turbo ベースのクラウドネイティブアーキテクチャを採用
- Chilquinta Energia:チリの大手電力会社で平均 90% のパフォーマンス向上を実現
革新的な技術力
Huawei Cloud の技術力は、CCE Turbo、CCE Autopilot、分散クラウドネイティブサービスUCS、クラウドコンテナインスタンス(CCI)などの製品群に現れています。
特に注目すべきは、300 ペタフロップスの処理能力を誇る CloudMatrix384 スーパーノードで、これは Nvidia NVL72 を上回る性能を実現しています。
最後に:オープンであることの強さ
西側企業が技術を「企業秘密」として囲い込む傾向がある中、Huawei Cloud を含む中国系プロバイダーはオープンなモデル開発にコミットしています。
Huawei Cloud の KubeEdge や Volcano といったオープンソースプロジェクトのリーダーシップは、AIとコンテナ領域での同社の能力と範囲を広げる取り組みの表れであり、今回の Gartner の評価にも反映されています。
クラウドサービスを選ぶ際は、スペック表だけではなく、その企業がどのようなオープンで包括的なアプローチを取っているかも重要な判断基準となるでしょう。
参考:Huawei Cloud’s broad, open approach wins it Gartner honours
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